家造りのステップ徹底解説2では、土地さがしから、土地の申し込み、土地契約、見積、工事の契約までの流れについてご説明します。
ここでは建築会社が決定した後の具体的な家造りのお話です。当然、お客様の要望や条件によって順番が前後したり、内容が変わってくる事もありますので、大まかな流れと理解して頂ければと思います。
住宅ローンの事前審査も無事に通過が出来れば、あとは家造りに集中出来ます。家族が理想とする家を建てるためには当然敷地が必要と成ります。この敷地選びが非常に難しいと感じる方もいらっしゃいます。
今後一生住む事が前提となるので、悩んでしまうのも当然と言えば当然です。まずは、購入する土地のエリアを定める必要があります。子育て世代の方は、学校区や、学校までの距離、買い物の利便性や、駅からの距離、職場までの距離などの基準をもとにエリアを絞っていきます。そして、絞ったエリアの中から具体的な物件を比較検討して決めていきますが、この時も、日当たりや、道路の方角や、全面道路幅など様々な条件から自分たちの、理想に近い物件を探して行きます。
そして候補を現地にて確認して、気に入った土地に出会えれば、土地の申し込みへと進みます。実際は、自分達の理想の土地になかなか出会えない事も多々有ります。良いと思ったら早めの決断をお勧めします。
土地の申し込みとは、契約の前段階の手続きで、実際の契約と違い法的な拘束力は有りません。内容は、物件情報と価格、引渡し時期、手付金、契約の際の条件などを記載します。ここで「価格?」と思われるかもしれません。もともと、販売価格があるのに価格を記載します。価格交渉はここで行います。
販売価格1000万円の土地があるとします。その土地を900万円で購入したい場合は、この申し込みの際に、900万円を書きます。その価格に売主が承諾するかしないかがカギとなります。この価格設定が非常に難しいといつも思います。
土地を売る側は、当然高く売りたいですし、買う側は、安く買いたいのですから、両者が納得出来る価格である事が大切です。当然交渉に成るので、何とも言えませんが、土地を買う時は、自身がその土地に提示できる、最高値を提示する事をお勧めします。それは、当然安い方が良い事は理解していますが、相手の事も考えると、あまり安い金額を提示した事で、売主が今後価格交渉を拒否する可能性も有ります。土地はすべて一点物ですので、価格交渉をする場合は、自身が気に入った土地に対して、納得できる、最高値を提示してください。
土地の申し込みが完了して、売主の承諾が得られれば、建物に先立って土地の契約です。この時、契約金が必要と成ります。相場は2割と言われていますが、この辺も話し合いによって変わってくるので仲介業者さんと打ち合わせが必要です。
土地も決まったので、次はいよいよ間取りの話へと進みます。どんな部屋が必要かを検討して、まずは自分達に有った理想の動線造りを優先して考えていきます。間取り造りに関しての私の考えは、「決まった正解のない、超難解な3Dパズル」だと考えています。視点によっては、正解が有りますが、視点を変えればその逆もしかり。家族全員が100%納得いく間取り、そして色々な角度から見た時、すべてを満たす間取りはまさに、「正解の無い超難解な3Dパズル」です。
そんな中、色々な要望や条件も中から、優先順位をしっかりと付けて、色々な角度から検証しながら、ベスト間取りを探って行きます。ここでは、いかに御家族が新居での生活をイメージ出来るかがカギを握ります。弊社では、常に3Dパースを使用しながら、出来る限りイメージをして頂けるような、打ち合わせをさせて頂いています。
間取りが完成したら、正式な図面を作成し、構造の安全性や、省エネ性能、ランニングコストなども確認をします。内容を確認したうえ問題無ければ正式な御見積となります。そして、見積の金額に納得できれば契約へと進みますが、ここで予算オーバーしている事も多々あります。その場合は、建物を見直すか予算を見直す事で対応して行きます。その後、工事請負契約となり、晴れて工事着工と進んで行くと思いきや、着工までには、まだクリアーすべき事が、多数残っています。
今回は、工事請負契約までのご説明でした。家造りのステップ徹底解説3では工事請負契約後の住宅ローンの契約や、建物のコーディネート打ち合わせ、完成からアフターサービスに至るまでの解説します。
家造りもここまでくれば、登山で言う五合目付近まではきていると思います。今までは、実際の建物が有る訳でもなく、机上の話でしたが、ここからは実際の工事も始まり、お客様も家を建てている事を実感できるようになって行きます。
家造りのステップ徹底解説2では、土地さがしから、土地の申し込み、土地契約、見積、工事の契約までの流れについてご説明します。
ここでは建築会社が決定した後の具体的な家造りのお話です。当然、お客様の要望や条件によって順番が前後したり、内容が変わってくる事もありますので、大まかな流れと理解して頂ければと思います。
土地探し
住宅ローンの事前審査も無事に通過が出来れば、あとは家造りに集中出来ます。家族が理想とする家を建てるためには当然敷地が必要と成ります。この敷地選びが非常に難しいと感じる方もいらっしゃいます。
今後一生住む事が前提となるので、悩んでしまうのも当然と言えば当然です。まずは、購入する土地のエリアを定める必要があります。
子育て世代の方は、学校区や、学校までの距離、買い物の利便性や、駅からの距離、職場までの距離などの基準をもとにエリアを絞っていきます。そして、絞ったエリアの中から具体的な物件を比較検討して決めていきますが、この時も、日当たりや、道路の方角や、全面道路幅など様々な条件から自分たちの、理想に近い物件を探して行きます。
そして候補を現地にて確認して、気に入った土地に出会えれば、土地の申し込みへと進みます。実際は、自分達の理想の土地になかなか出会えない事も多々有ります。良いと思ったら早めの決断をお勧めします。
土地の申し込み
土地の申し込みとは、契約の前段階の手続きで、実際の契約と違い法的な拘束力は有りません。内容は、物件情報と価格、引渡し時期、手付金、契約の際の条件などを記載します。
ここで「価格?」と思われるかもしれません。もともと、販売価格があるのに価格を記載します。価格交渉はここで行います。
販売価格1000万円の土地があるとします。その土地を900万円で購入したい場合は、この申し込みの際に、900万円を書きます。その価格に売主が承諾するかしないかがカギとなります。この価格設定が非常に難しいといつも思います。
土地を売る側は、当然高く売りたいですし、買う側は、安く買いたいのですから、両者が納得出来る価格である事が大切です。当然交渉に成るので、何とも言えませんが、土地を買う時は、自身がその土地に提示できる、最高値を提示する事をお勧めします。
それは、当然安い方が良い事は理解していますが、相手の事も考えると、あまり安い金額を提示した事で、売主が今後価格交渉を拒否する可能性も有ります。土地はすべて一点物ですので、価格交渉をする場合は、自身が気に入った土地に対して、納得できる、最高値を提示してください。
土地契約、間取り打ち合わせ
土地の申し込みが完了して、売主の承諾が得られれば、建物に先立って土地の契約です。
この時、契約金が必要と成ります。相場は2割と言われていますが、この辺も話し合いによって変わってくるので仲介業者さんと打ち合わせが必要です。
土地も決まったので、次はいよいよ間取りの話へと進みます。どんな部屋が必要かを検討して、まずは自分達に有った理想の動線造りを優先して考えていきます。
間取り造りに関しての私の考えは、「決まった正解のない、超難解な3Dパズル」だと考えています。視点によっては、正解が有りますが、視点を変えればその逆もしかり。家族全員が100%納得いく間取り、そして色々な角度から見た時、すべてを満たす間取りはまさに、「正解の無い超難解な3Dパズル」です。
そんな中、色々な要望や条件も中から、優先順位をしっかりと付けて、色々な角度から検証しながら、ベスト間取りを探って行きます。ここでは、いかに御家族が新居での生活をイメージ出来るかがカギを握ります。
弊社では、常に3Dパースを使用しながら、出来る限りイメージをして頂けるような、打ち合わせをさせて頂いています。
見積確認、工事契約
間取りが完成したら、正式な図面を作成し、構造の安全性や、省エネ性能、ランニングコストなども確認をします。内容を確認したうえ問題無ければ正式な御見積となります。そして、見積の金額に納得できれば契約へと進みますが、ここで予算オーバーしている事も多々あります。
その場合は、建物を見直すか予算を見直す事で対応して行きます。その後、工事請負契約となり、晴れて工事着工と進んで行くと思いきや、着工までには、まだクリアーすべき事が、多数残っています。
今回は、工事請負契約までのご説明でした。家造りのステップ徹底解説3では工事請負契約後の住宅ローンの契約や、建物のコーディネート打ち合わせ、完成からアフターサービスに至るまでの解説します。
家造りもここまでくれば、登山で言う五合目付近まではきていると思います。今までは、実際の建物が有る訳でもなく、机上の話でしたが、ここからは実際の工事も始まり、お客様も家を建てている事を実感できるようになって行きます。