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中津川市で平屋を建てるなら 平屋のデメリット

前回、平屋を建てるにあたってのメリットをご紹介せて頂きました。メリット理解する事が重要な事は当然ですが、それ以上に大切な事はデメリットを理解する事です。
そこで今回はデメリットもしっかりお伝えしたいと思います。平屋を検討される中で、参考にして頂ければと思います。

平屋の5つのデメリット

1、広い敷地が必要になる

平屋を建てるという事は、総2階の建物と比べて単純に2倍近くの広さが1階で必要になります。つまり2階建に比べ広い敷地が必要です。
例えば50坪の土地に50坪の建物を建てる事は出来ません。法律上の制限もありますが、駐車場やお庭の事も考えると、最低でも1階の床面積の2倍程度の土地が必要となる事が一般的です。出来れば1階床面積の3倍程度をみていただくと、より希望に近い家造りが出来るでしょう。

2階建の家と比べるとかなり土地の面積が必要になることがお分かりになるかと思います。そうなると、土地を購入する価格が高額になる事は当然ですが、土地が大きくなる事で、土地購入後毎年必要な土地の固定資産税も割高になってきます。
そして、2階建に比べ基礎部分が大きい平屋は、基礎部分の多い家=「資産価値が高い」とみなされ、建物の固定資産税も割高になる傾向があります。という事で、土地購入費そして、固定資産税が割高になります。

2、建築費用が割高になる

平屋は、同じ床面積の2階建てに比べて建築コストが割高になります。基礎の面積が大きくなるため、基礎工事にコストが大幅に上がり、屋根も二階建て建物の倍近く必要になります。そのため、基礎と屋根にかかるコストはその部分だけを比べると、大幅に増えてしまいます。

しかし、基礎の面積が多いという事が、地面との接地面積が広いという事になり、建物自体の構造は安定して、耐震性は優れているとも言えます。費用の事を考えなければ、コの字型やLの字型と言った形も可能で自由度が高く、ご家族の理想をかなえる事も可能です。

3、家全体が浸水するリスクも

地域や地形により大きくリスクが変動しますが、集中豪雨により河川の氾濫リスクのあるエリアでは注意が必要です。実際に河川の氾濫が起き、洪水になってしまった場合は、すべての床下や床上の浸水が懸念されます。
浸水に関しては、平屋だからリスクが高い訳ではありませんが、2階建であれば、家族や家財なのどの荷物を一時的に2階に避難する事も可能です。

そのような事も踏まえて、自治体から出されているハザードマップ等で建築予定、建築希望の土地の浸水予測をあらかじめ確認する必要がありますが、浸水のリスクは有るものの水位が非常に浅い場合もあり、造成の方法で浸水リスクを回避する事が出来る場合もありますのでしっかりと確認しましょう。
少し場所が変わるだけで、また、少し高台の土地を選ぶなどで浸水リスクが無くなる事もあります。

4、外から侵入されやすい

平屋は、部屋のすべてが1階部分にあるため、外部から侵入者に対して弱いと言う面もありますし、プライバシーの確保と言った面でも注意が必要です。
夏の夜、暑いからと言って窓を開けて寝てしまうと非常に不用心ですので、避ける必要があります。

敷地と道路との関係が非常に重要ですが、道路に対して建物と庭の位置関係、駐車場との関係によっては、プライバシーの確保が難しい場合も。洗濯物を干す位置にも注意が必要となり、計画を間違えると、住みにくい家、プライバシーの確保出来にくい家になってしまいます。

5、周辺環境の影響を受けやすい

平屋を建てる際に、周りの住宅を含めた建物が2階建以上の建物ばかりだと、日当たりや風通しが悪くなることがあります。敷地にしっかり余裕があり、隣の建物と十分に距離が保てれば問題無いですが、敷地が狭い場合には特に注意が必要です。
敷地条件や、ご希望の間取りにもよりますが、中庭を作るなどの対策で、自然の光と取り入れたり、風を取り入れる工夫も十分に可能ですので、設計段階で検討が必要です。

また最近は、屋根に太陽光パネルを乗せられるお宅も多くなっています。平屋は屋根の面積が多きいため、太陽パネル設置にはとても有利ですが、先ほど話したように、周りの建物の影響を受けやすいので、周りの建物の影響で日陰が多くなる可能性もあるため、設置業者さんとしっかりと相談して設置する必要があります。

そして、もう一点、日当たりとは逆に、周りの建物が高いと太陽光パネルによる光の反射にも気を付ける必要があります。最近では、太陽光パネルの光の反射による近隣トラブルもニュースなどで見かける事もありますのでその点も配慮が必要になるかもしれません。

今回は、平屋を建てるにあってのデメリットという事で注意点を5つ紹介させて頂きました。前回ご紹介させて頂きました、メリットの裏には、こんなデメリット、注意点が存在する事を十分に理解したうえで、検討をおすすめします。